PORTFOLIO

リフトタイプキャリア

守秘義務のため、図面は一部加工・再構成しています。

守秘義務のため加工済み図面を掲載
3D設計・加工指示図作成(リフトタイプキャリア)
用途
リフトタイプキャリア
主要材料
A5052-H34(アルミ合金)/ SUS(軸・締結部品)
表面処理
アルマイトまたは塗装(腐食対策)
  • 4輪キャスタ付き自走式アルミフレーム構造
  • 外部昇降装置によるリフト機能(上下2位置固定)
  • スポンジゴムによる対象物緩衝支持
  • 納品物:3Dデータ(STP)/加工指示図/部品リスト/購入品カタログ

本案件は、対象機器の保管・移動・組立作業を1台で行うキャリアの設計依頼です。

クライアントからは概略図が提示されており、「実際に製作可能かつ機能を満たす設計への具体化」が求められました。

一方で、以下の複合条件がありました。

  • リフト機能/重量物支持/位置固定/走行の複合機能
  • 軽量化(アルミ)と耐久性(腐食対策)の両立
  • アルミとSUSの異種金属結合
  • 三次元曲面への追従構造
  • 丸パイプ曲げ加工の製作可否

設計段階での判断が製作可否に直結する案件でした。

まず、提示された概略構造をそのまま踏襲するのではなく、部品点数・溶接箇所・材料使用量を見直し、構造合理化案を自主提案しました。

あわせて、走行安定性に課題があると判断し、3輪構成から4輪構成へ変更することで、運搬時の安定性を向上させています。

異種金属結合が必要となるタイヤ軸部については、アルミとSUSの溶接を避け、ストリッパボルト+Uナットによるボルト接合へ変更しました。さらにシリコンコーキングによる防水処理を施すことで、屋外使用環境での耐久性とメンテナンス性を確保しています。

対象物の三次元形状への追従については、丸パイプ曲げ加工とスポンジゴムの組み合わせを採用し、製作性とフィット性を両立させました。

リフト機能に関しては、昇降装置との取合い・重量物受け部の切欠き形状・固定ピン位置などを総合的に調整し、各部の干渉を回避しながら整合設計を実施しています。

また、設計途中でハンドル高さ変更・受け形状変更・固定部削除など複数回の仕様変更が発生しましたが、3Dデータ・図面・部品リストの整合性を維持したまま再設計・再納品を行いました。

  • クライアント評価「総じてすごく良い」で承認
  • 自主提案(構造合理化/4輪化/材料選定/緩衝構造)がすべて採用
  • 複数回の仕様変更に対応し、期日内に一式納品完了
  • 3Dデータ(STP形式)によりエンドユーザーでの製作に対応
★★★★★
総じてすごく良いと思います!
この度は誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

スタートアップ企業様

本実績からの提供価値

3D設計から加工指示図・部品リストまで一括対応が可能です。
また、概略設計段階から製作性・機能性・コストを踏まえた構造提案を行い、
仕様変更が発生した場合でも整合性を維持した設計対応を行います。