PORTFOLIO
守秘義務のため、図面は一部加工・再構成しています。
仕様概要
背景・課題
本案件は、工場内に設置する重量物パレットラックの設計依頼であり、単なる図面作成ではなく、構造計算および基礎設計を含む総合的な対応が求められました。
当初は溶接一体構造での設計を前提としていましたが、受注後に「海外製造→国内設置」という条件が追加され、現地溶接を伴わない構造への変更が必要となりました。
さらに、ブレース仕様の変更も加わり、結果として複数回の仕様変更を伴う継続設計案件となりました。
技術的対応(ストーリー)
まず、構造成立性および耐荷重性能を確保するため、溶接+ブレース構造による合理的な構造計画を立案し、長期・短期の許容応力度設計に基づく部材断面の構造計算を実施しました。基礎については、ケミカルアンカーを採用し、メーカーカタログ値を基に短期許容引張力の検証を行い、安全性を担保しています。
その上で、当初の一体溶接構造では製作時のひずみや溶接部への荷重集中リスクがあると判断し、段積み分割製作方式を自主提案しました。これにより、製作性および施工時の安全性向上を図っています。
さらに、海外製造条件に対応するため、現地溶接を不要とするボルト組立構造へ全面的に再設計を実施しました。ブレース構造については、クロスブレースをフラットバー1本物とすることで交差部の干渉を排除し、全てボルト接合で成立するシンプルかつ確実な構造を実現しています。
また、仕様変更に対しても各フェーズごとに設計を再構築し、整合性を維持した状態で最終形へ収束させました。
成果
スピード感もよし。熔接・輸送・仕組みや弊社がどんなことをしたいのか、実際にやる人のこと考えた図面仕上がりにしてくれました。
本実績からの提供価値
構造計算・基礎設計・製作図作成を一括で対応可能です。
仕様変更や製作条件の変化にも柔軟に対応し、
設計の合理性と現場施工性を両立した提案を行います。