PORTFOLIO

搭乗式連結台車

守秘義務のため、図面・データは一部加工・再構成しています。

守秘義務のため加工済み図面を掲載
3D設計・加工指示図作成(搭乗式連結台車)
用途
移動機器に連結する搭乗式作業台車
主要材料
SS鋼材/SUS
設計内容
構造設計/3Dモデリング/加工指示図作成
  • 移動体後部に連結する搭乗式構造
  • 連結部:可動機構(上下・回転追従)
  • 2輪支持構造(走行時安定性確保)
  • 最低地上高制約あり(複数部位で条件あり)
  • 納品物:3Dデータ(STP)/加工指示図/部品リスト/仕様資料

本案件は、移動機器に接続し作業者が立ち乗りするための構造設計であり、「実使用に耐える構造として成立させること」が求められました。

一方で、以下の複合条件が存在しました。

  • 走行時の安定性と操作性の確保
  • 最低地上高の複数条件(部位ごとに異なる制約)
  • 限られた寸法条件内での構造成立
  • 連結部の可動域確保(上下・回転)
  • 相手機器との取合い精度・公差設定

設計判断が、安全性・操作性・製作性すべてに影響する案件でした。

まず、連結部において剛結構造とした場合、走行時の路面変化や機体挙動に追従できず、構造全体の不安定化につながるリスクがあると判断しました。

そのため、上下および回転方向の可動性を持たせた構造を採用し、走行時の追従性と安定性を確保しています。

支持構造については、搭乗時の重心変動を考慮し、荷重が後方にかかる条件でも安定するようタイヤ配置を最適化しました。これにより、可動機構との組み合わせにおいても不安定な挙動が発生しない構成としています。

また、最低地上高については単一条件ではなく複数部位で異なる制約が存在していたため、各部位ごとに成立条件を整理し、全体として整合するよう配置を調整しました。

連結部材については、相手機器との取合い精度を優先し、加工方法および形状を選定しています。強度面では余裕を確保しつつ、製作実現性を重視した設計としました。

さらに、設計途中で複数回の仕様確認・調整が発生しましたが、3Dデータ・加工指示図・部品リストの整合性を維持したまま対応し、最終構造へ収束させています。

  • 可動機構を含む構造設計を成立させ、安全性と操作性を両立
  • 複数条件(寸法・地上高・取合い)を満たした設計を実現
  • 仕様調整を経ても整合性を維持し、一式納品完了
  • 3Dデータ/図面/部品リストを一括納品